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支援教材の実例 算数の実践例 11 九九ゲーム [学習支援]

<九九の学習が進まない子の支援例> 九九ゲーム

九九ゲーム.JPG 

  九九がどうしても覚えられない、そのため意欲も低下している子の支援策として、九九をゲームで覚えるという方法を取りました。ゲームは九九の式と、答えを対にしたカードを作成し、ババ抜きの要領で遊ぶというものです。また、特色として九九を全部覚えるのをやめ、×2、×5、×8のみ覚えることにしました。負担を減らすためです。それをもとに、前後を割り出す作戦です。

<学習の手順>

①九九ゲームで、楽しく遊ぶ(目安は九九の段は3種類ぐらい)

②遊んだ範囲の九九をどれぐらい覚えているか、式と答えを線で結ぶ確認問題をする

③②が慣れたようなら、専用のシートを使って、×2、×5、×8から残りの九九を割り出す練習をする

 この方法で、かけ算の学習が進み始め、現在、2~4の段まで覚えることができました。 

お問い合わせはこちらまで

 上郷個別教室  内田雄二

   yf388755@rc4.so-net.ne.jp

 

 <参考>

 ゲームは学習に有効と考えています。好きなことは覚えるけど、苦手意識があるものはなかなか覚えられないことは誰にでもありますよね。また、強く感情が動いた事柄はいつまでも忘れないものです。これには理由があるようです。

 感情系脳番地は海馬を含む記憶系脳番地のすぐそばにあり、脳科学的にも感情と記憶は連動するようです(脳の教科書より)。ゲームは感情系脳番地の刺激を狙ったものです。実際に、以前、足し算が指を折らないと数えるのが難しい子がいたのですが、友達とトランプをやった時に、勝ちたい気持ちから、何と足し算を暗算でやってのけたことを目の当たりにしたことがあります。まだ人間の脳には隠された力が潜んでいると感じています。 

 


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支援教材の実例 10 分数の約分お助けシート [学習支援]

 約分お助けシート3.JPG 

  ◆ 分数の約分お助けシート ◆ 

 分数の約分は、①分母と分子を何の数で割ればよいのか、見立ての検討がつかない ②割るときの計算が大変、という子は多いと思います。そういった子のお助けシートを作成しました。

<例題と使い方> 90/96 (96分の90)を約分しなさい

(1)まずシートの分子にグレーのクリップ、分母にブルーのクリップをセットします。

 約分お助けシート1.JPG

 (2)次に、黄色のマーカーがついている数字を横に見ていきます。

 一段目は左から45・48の組み合わせ、二段目は30・32の組み合わせです。分子、分母の片方しか黄色がついていない段(今回は18が書かれている3段目)は無視します。

(3)一番、小さかった数字の組み合わせ、30・32にクリップをセットしなおします。

 約分お助けシート2.JPG

 分子と、分母が黄色くなっているのは1段目。つまり15・16が正解。つまり答えは15/16(16分の15)です。

このシートで1~100までの分数の約分ができます。それぞれの作業で、最初の写真のピンクのところを見ると、何の数字で約分しているのかが分かるようになっていますので、公約数の理解の補助にも使えます。

<参考> 約分にまったく歯が立たず、あきらめている子に、違う手段を借りれば、自分で正解に導けてしまった!という経験を、まずさせてあげる(成功への見通し)。次に、分子と分母を2や3などの同じ小さな数で割る作業をし、このシートが同じことをしていることを理解。次のステップとして、このシートで自動的にやっている作業を、一つ一つ実際に割るシミュレーションをしていく。このような手順で、徐々にこのシートを使わなくして行きました。(割り算が難しい子には割り算のための支援教材を、その子の状況に応じて使い分けます)

支援教材はこれで完成ということはないので、今後も研究していきます。

お問い合わせはこちらまで

 <メール> 上郷個別教室GIFT   内田雄二

  yf388755@rc4.so-net.ne.jp

   他にも、感想や、ご家庭で実施されている支援方法など、情報を頂けるのもうれしいです! 


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支援教材15 漢字連想暗記カード(国語) [学習支援]

漢字連想暗記カード.JPG
 
 漢字を、語呂合わせのように覚えるカードを作りました。正直、語呂合わせのセンスはイマイチのものもあるのですが(笑)。ねらいは、裏表のカードにすることにより、語呂合わせをヒントに、次のステップが踏めることです。
 
ステップ1 語呂合わせの文を見ながら、漢字を連想し、書いてみる。
ステップ2 語呂合わせを、支援者が読み上げ、それを聞きながら書く。
           ※カルタのように使ってもOK 
ステップ3 語呂合わせを覚えて、「時」という漢字を書いてと言って書かせる。
※この過程で、語呂合わせを覚えなくても漢字を覚えた子には、無理に覚えさせる必要はありません。 
 
ただし、すべての支援教材に言えることですが、この方法が合う子、合わない子がいます。また、この方法は、ある程度、基礎的な漢字を覚えている子、聴覚からの記憶が良い子に向くと思われます。 
 
 
 
 
 
 

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支援教材の実例 算数の実践例5 「百玉そろばんを工夫した数の逆唱トレーニング」 [学習支援]

<数の逆唱が苦手な子の、百玉そろばんを工夫したトレーニング

百玉逆唱.JPG 

 10から1までの逆唱はできる(計算では指で数える)が、20から11の逆唱を行うと、順唱とごちゃ混ぜになってしまう子に対して、百玉そろばんを使用したトレーニングを行いました。トレーニングの目的と着眼点は①引き算のひっ算で使う、18までの数に習熟する ②聴覚、視覚、触覚 を融合させて、記憶に残す、です。

<方法>

写真にある、逆唱シートをたよりに、ひとつひとつ、移動させるときに数を声に出しながら練習する。(音声を記憶させるのが目的なので、大きな声で行う)

②習熟度と、本人の励みのために、ストップウォッチでタイムを記録する。新記録樹立を目指す。

③慣れてきたら、逆唱シートを使って1回練習後、逆唱シートをはずしてすぐに2回目を行う(記憶に音声が残っている内に)

④③にも慣れてきたら、逆唱シートを使わずに練習。とまどうようなら、③を行う。これを繰り返す。

<結果>

 週1回10分程度の訓練を行いました。最初は逆唱シートなしでは数えられないことを確認し、シートを使ったところ、14秒で20~11のそろばんを移動できました。2週目は10秒、3週目は7秒を記録し、3週目から、シートをはずしはじめました。結果、4週で、逆唱シートを見ずに数えるのに成功。5週目では逆唱シートを最初から使わずに取り組みましたが、数えることができました。百玉以外でも応用できるか、また一定期間トレーニングをしなくても定着しているかは確認できておりませんが、一応、この方法は有効であったと考えています。

 ちなみに、順唱の訓練でも、百玉そろばんで数えるスピードが半分以下にまで短縮できました。 


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支援教材13 マンガ同義語カード [学習支援]

マンガ同義語カード.jpg
 
 某出版社で出しているものが、問題形式でなかったので、それを改造して、表裏のカードにしました。表にカードの上部にある同義語を見て、マンガの中の穴抜き漢字を当てるというものです。裏が答えと解説になっています。(掲載は画質をわざと落としています。分かりづらくてすみません。本物は鮮明です)
 
生徒に試しに使ってもらったところ、ひきは抜群。次々とカードをめくっていました。また、マンガ(特にストーリーがあるもの)は楽しく、印象に残りやすいようです。ただ、言葉によっては、やはり解説してあげないと難しいものもありますね。 市販の教材でも、必要に応じて加工することで、より使える支援教材生まれ変わるものがいろいろありそうです。
 
 

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支援教材の実例 算数の実践例 12 パズル形式で円の面積を解く [学習支援]

 円を組み合わせた図形の面積をパズル

 円の面積1.JPG

 円を組み合わせた図形の面積を出す問題です。形を捉えるのが苦手な子は、なかなかイメージの中で図形を回転させたり、組み合わせるのが苦手です。そこで写真のようなパズルにして解きます。面積が計算しやすいよう、方眼紙をラミネートして作りました。図形を並び替えてみると、何ということはない、円と半円の面積の問題であったと分かります。

円の面積2.JPG 

 

 シンプルな支援ですが、見えないものを①視覚化し、さらに触っていじれる②触覚化は、イメージをするのが苦手な子の支援として有効であると考えています。 


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支援教材の実例 算数の実践例9 「億以上の位取り」書き込みシート [学習支援]

 「億以上の位取り」書き込みシート

 億以上の位取り.JPG

  先日アップした、「万以上の位取り」書き込みシートに多くの方からのアクセスを頂き、ありがとうございます。億以上のバージョンも追加で掲載いたします。

 憶~兆は、基本小学校4年で習いますが、1憶までは小学校3年でも習うため、一緒に憶や兆まで教える先生もおられるようです。使い方は、いっしょでラミネートして、ホワートボードマーカーを使って書き込みます。 兆以上の位を歌で覚えている生徒もいるようですが、私は知りません。ご存知でしたら、ぜひ情報提供お願いいたします。

また、他にもご家庭で実践されている支援方法など、情報提供頂けたらうれしいです!

  上郷個別教室GIFT 内田雄二   連絡先  yf388755@rc4.so-net.jp 

 


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支援教材の実例 算数の実践例7 「万以上の位取り」書き込みシート [学習支援]

「万以上の位取り」書き込みシート

 万以上の位取りが苦手な子の支援教材です。今、9月時点で、小学校3年生で習っているところと思いますので掲載します。

 位取り表「千万」まで.JPG

市販されている支援教材集のものを、少し改良したものです。完全オリジナルではなく、恐縮ですが、実用的なので掲載させて頂きました。ラミネートし、ホワイトボードマーカーで何度も書き込めるようにします。この教材を使って、次の3つの練習ができます。

①数字を、各位に分解。<例>千万がいくつ、百万がいくつ、のように

読み方の練習。万までは、まとめて数字を読んだ後、万を読む練習。これが色分けされているので分かりやすい。

 また、例外の読み方も参照できるようにしています。

③漢数字を、英数字に変換する練習。

また、ゼロが入る数字を読むのに混乱する子には、地味ですが、なかなか威力を発揮します。 実際に、これを使って、そのままでは万以上のケタの数字が読めない子も、シートに書き写して読むことができました。

  お問い合わせはこちらまで 感想や、支援方法などの情報もうれしいです!

 上郷個別教室GIFT 内田雄二 yf388755@rc4.so-net.jp 


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支援教材の実例 算数の実践例 6 あまりのある割り算 [学習支援]

<あまりのある割り算>

 割り算は基本、九九を使って解きます。しかし、九九がまだ習熟していない子にとっては割り算は苦手ですよね。その時にオーソドックスな支援は九九表を見ながら解く方法。しかし、この方法でも次の点のどれかにつまづく子にはハードルが高いかも知れません。

<つまづきポイント

①九九表のどの段を参照したら良いか分からない ②段が分かっても、商を確定(その段の積から、割られる数に一番近くて、割られる数より小さい数を探す作業)するのに混乱する ③商は確定できたが、あまりを計算するための引き算の立式ができなかったり、引き算が苦手

そのような子には、写真のように原点に返ったテンプレートが有効です。

<例題> 47÷6   <答え> 7  あまり  5

 わり算あまりテンプレート.JPG

やり方は単純。

ステップ1 : 50個ある〇が、わられる数の47になるように3つ、線を引いて消す

ステップ2 : 写真のように、割る数の6ずつ、囲んでいく

ステップ3 : 囲めた数が答え(商)、囲めなかった数があまり

単純ですが、試すと正解率はほぼ100%でした。また、割り算の概念理解にもつながります。テンプレートで練習し、いずれ、自分で〇を書くように練習できれば更に良いです。欠点は、数が多いと対応できない。〇を書く間隔や大きさにバラツキがある子はミスしやすい(その場合はテンプレートや方眼紙を用意)などです。 


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支援教材の実例 算数の実践例 3 引き算0が入る繰り下がり [学習支援]

<途中に0が入る数字の、引き算繰り下がり処理> 

  支援教材というと、特別な教具のイメージがあります。しかし、提示する課題を、その子に合わせて戦略的に整理し、提示していくのも立派な支援方法の一つではないかと思い、掲載いたしました。上記課題が苦手な生徒への、そんな支援事例です。

<目標>「505-347」のような、途中に0が入り、なおかつ、2つ上の位から繰り下がる計算が解ける 

<支援方法> 

(1)次の順番でスモールステップの課題を出しました。(実際はマス付き)

①10-8 ②20-8 ③40-6 ④40-16 ⑤50-34 ⑥70-23 ⑦105-82 ⑧206-82 ⑨405-163 ⑩405-167 ⑪405-267 ⑫505-347 

(2)繰り下がりの時は、たとえ①や②のように暗算でできそうなものでも、いったん隣の数字から繰り下がってきた、10の 数字を、0の上に記入することを徹底しました。

(3)⑦、⑧、⑨の問題は、1の位の処理が終わった後、その部分を隠し、こうしたら①②④の問題と同じであることを示しました。 

(4)その手順を引き継いで、⑩~⑫の問題は、いったん0の上に10を記入した後、そこから更に9に直して、隣の位に繰り下げるという手順を行いました。 

<結果> 前回できなかった、途中に0が入る計算を抵抗なく、解くことができました。定着にはもう少し練習が必要です。

<所感>

 ステップの踏み方は、その子が現在できるスキルを確認して(間違え方の傾向も)、そのスキルを使って、新しい課題をクリアさせていく方法になるかと思います。誰でも手間をかけず、できる支援ですのでアレンジは無限です。  


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