繰り下がり引き算買い物ゲーム(算数の学習支援) [算数の学習支援]
繰り下がりの引き算の練習をするために、ゲームを作ってみました。教科書の文章題にも対応しています。
<ゲーム内容> 予算内でおつりをなるべく少なくなるように、上手に買い物をした人が勝ちというゲーム
<やり方>
①裏返した、お財布カードを引いてもらいます。それがプレイヤーの予算です。
②プレイヤーどうしジャンケンをし、勝った人から、商品カードを1枚とります。1枚とったら、必ず筆算の引き算を行い、財布の残りの金額がいくらか確かめてもらいます。
③もうこれ以上買い物ができないとなった時に、おつりの金額をくらべ、一番少ない人が勝ちです。
<このゲームで学べること>
〇筆算の繰り下がり引き算を覚えたての子が対象です。実際の生活の場でどのように使えるか実感できます。
〇ゲームではなるべく繰り下がりが起きるように値段設定していますが、繰り下がりがないケースも生じます。その時に、きちんと適応した手順の引き算ができるか確認できます。よく内容を理解していない子は、何でも繰り下がりの手続きをしてしまうことがあります。
〇ゲームに慣れたら、ゲームの内容を文章題にして出してあげると良いでしょう。
ブログでご紹介した、筆算の繰り下がり引き算の、支援教具と組み合わせて使うとより効果的です。
上郷個別教室GIFT 内田雄二
お問い合わせはこちらまで!
yf388755@rc4.so-net.ne.jp
引き算繰り下がりが覚えられる支援教具(算数の学習支援) [算数の学習支援]
引き算の繰り下がりの手順を、覚えるのが苦手な子のための支援教具としてマスキングを作成しました。マスキングとは、余計な情報を見せないことで混乱を防ぎ、なおかつ、手順に導くツールです。視覚情報に混乱しがちな子には特に有効です・GIFTでは良く使います。
では、マスキングを使って計算してみます。
(1)例題(専用テンプレートを使用)
(2)マスキング①をかぶせる
(2)以下のように記入する
(3)マスキング②をかぶせて、計算
(4)マスキング③を使って計算
(5)マスキングを外すと、次のように出来ている
マスキングは子どもが手順を覚えたところから徐々に外していきます。
そんなにかからず、マスキングがなくても計算できるようになります。
上郷個別教室GIFT 内田雄二
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支援教材の実践例 算数「10の補数マスターカードゲーム」 [算数の学習支援]
繰り上がり、繰り下がりの計算が苦手な子は、10の補数に習熟していないという研究があるようです。そこで、算数の苦手意識が強い子用に、ゲームを考えてみました。
10の補数(足したら10になる組み合わせ)を、神経衰弱でマスターします。1~10の数字が書かれた赤と青のカードを別々にシャッフルし、場所を分けて裏にして並べます。そして、青と赤と合わせると10になるような組み合わせで取れるように、神経衰弱で遊んでいきます。10の補数が自信がない子には、「10をつくろう」の表を渡します。