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支援教材の実践例18 国語「漢字の読みたんざく」 [国語の学習支援]


 漢字短冊.JPG
 
  漢字の読みの練習用に、陰山ドリルの例文を、表に( )抜き、裏に解答の入った同じ例文を短冊状に張り付けたものを作成しました。まず、読み方を書いたものを音読してもらい、次に( )抜きの例文を読んでもらいます。読み方が分からなくなったら、ひっくり返して答えを確認します。さて、これが何の支援になるのと思われるかも知れませんが、次の使い勝手の良さがあります。
①ひっくり返すと同じ目線に答えが出る。またひっくり返すと問題になる。この問題、解答の往復に3秒もかからず、子ども自身のリズム(これが重要)でストレスなしで、操作できる。
②その子の不安なところだけ、確認したいときに、確認できるのでムダがない。
と、反復練習になかなか優れています。地味ですが、超実用的です。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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ひきこもり当事者グループの方とお話して [ちょっとお茶でも]

 先日、ひきこもり当事者グループ「ひき桜」in横浜の代表の方とお話しました。お話の中で、非常に私にとって印象的であったことがあります。それは「ひき桜」さんでは、「ステップアップを目的にはしない、ただ、居場所でありつづける」というお話です。これは衝撃的でした。つい、私のような元教員の支援者は、ステップアップ有りきで考えてしまいます。というより、いかにステップアップさせるのかが、私の仕事という考えが、自分に沁みついているのに気づかせて頂きました。もちろん、必要な人が、必要な形を選択できるように、どの立ち位置があっても良いと思います。ただ、私は、折に触れて「ただ居場所であり続ける・・・」の言葉を思い出したいと思いました。

 


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支援教材の実例 算数の実践例 8 アナログ時計の長い針ステップボード [算数の学習支援]

アナログ時計の長い針 ステップボード

 支援教材実践例4の絵カードで、ある程度、時間感覚が出来てきました(カードを見ながら、短い針のセットがほぼできる、一日の流れが順番にはれる。長い針も30分がだいたいセットできるようになったがまだ間違える段階)。そこで、長い針を10分間隔でセットできるよう3ステップのボードを用意し練習することにしました。

<ステップ1> 

時計長い針1.JPG 

 <ステップ2>

 時計長い針2.JPG

 <ステップ3>

時計長い針3.JPG 

 

 

<目標> 長い針を10分間隔でセットできるようにする。まずは時刻を言ったときに、いきなりセットできなくても、10、20、30と数えていけば分かるレベルを目指す。

<ポイント> 視覚、触覚、聴覚を使って覚える。そのため、指で動かしたときに大きな声で、10、20・・・と唱えてもらい、自分の声を耳に残す。 

<結果> 最初に長い針の時刻のセットがうまくできていないことを確認後、ステップ1、ステップ2、ステップ3と進みました。15分程度の練習で、ステップ3で時刻を言うことに成功しました。そこで、50分はどこか聞くと、順番に数えて示すことにも成功しました。

しかし、まだ定着していないので、時間が経つと、アナログ時計の5分間隔の表示にまどわされて数えてしまう傾向があります。また、実際に30分と40分とどちらが時刻が後か、などの細かい感覚はまだだと思います。


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支援教材の実例 算数の実践例 4 時刻入り絵カード付き アナログ時計 [算数の学習支援]

<時刻入り絵カード付き アナログ時計>

 これは、デジタル時計の時間は読めるが、アナログ時計は読めない。生活体験の時間感覚と、時計が結びついていない子のために作成しました。生活体験と時間感覚が結びついていないとは、出来事の順番は分かるけど、それが何時に起きているのかはよく分からない、または時刻を示して、その時間に何をしているか聞いてもピンとこないなどです。この教具ではその子の生活体験を絵カードにしたもの(時刻入り絵カード)をアナログ時計のどこにでもはれるようになっています。 

アナログ時刻絵カード.JPG 

 <支援方法>

① その子の生活体験と時刻をご家庭に聞き、時刻入り絵カードを作ります。本人がイメージできる出来事であることがポイントです。

② その子に確認しながら、時計に時刻入り絵カードをはっていきます。次にはがして、その子にはってもらいます。この練習をしばらくします。

③慣れてきたら、はるときに、補助しながらその子に時計の針を動かしてもらいます。しばらくその練習をします。

④更に慣れてきたら、時刻入り絵カードを、時刻順に並べたあと、その子に時刻を頼りにはってもらいます。

⑤並行して、本人が疲れない程度に、絵カードの時刻を見て、時計の針をセットしてもらいます。補助を徐々に減らします。(最初は短い針だけですむ時間、次に長い針は30分の時など、ステップを踏んで)

 ※この子の場合は、長い針(分)の情報を時計に入れると、混乱するので、あえて入れてません。必要な子には入れたら良いと思います。

<効果>

 上記ステップを踏みながら練習する内に、次第に時刻入り絵カードが、時計の正しい位置にはれるようになり、絵カードの時間を見ながら、少しずつ、アナログ時計の短い針も自分でセットできるようになりました。 まだまだ工夫しているところです。

  お問い合わせはこちらまで 感想でもうれしいです!

  上郷個別教室GIFT 内田雄二  yf388755@rc4.so-net.ne.jp 


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点つなぎ課題の簡単な支援 [認知能力トレーニング]

点つなぎ課題(視覚認知のトレーニングとして)
 
 
 点つなぎ.jpg
 
 
 点つなぎ課題が苦手なお子さんが結構いますよね。その時に効果的な支援として、右のように一行おきにマーカーで点に印をつけます。これだけの素朴な支援で、格段にできるようになる子がいます。
 ウルトラC的な支援方法も魅力的ですが、支援現場でその子に効果的なのは、このような素朴な支援に気づき、それを継続することだと思います(段階的に支援を軽くしていくことも含めた支援方法の流れの中で)。ほんのチョットの簡単な支援を積み重ね、組み合わせていくことで、ウルトラC的な効果を生むことが多々あると感じています。
 
<その後の、この子の変化>
 
 この子は最初、線の書き始めも間違いまくり、形もグチャグチャになっていました(写真を見たら、戦いの後が分かりますね(笑))。しかし、このマーカー作戦を始めてから、自分で間違いに気づき修正することが増えました。そして、何と、最近では自信がない線を書くときは、自分で薄い線を引いて元絵と比較するという、自分にあった支援方法を自分で発見し、始めたのです。見通しを持って作業に取り組み始めたのです。
 
 
 
 
 

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