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数の表し方の仕組み(算数2年) [算数の学習支援]

数の表し方の仕組み.JPG


以前、紹介しました大きい数の表し方の応用版です。実際の勉強では、本物のお金を使いました。

この表を使って数の読み方を練習した後、お金を写真のように置いてもらいました。

数字の表のケタのところに、お金を置くと、数字の意味も分かりやすく、理解が進みました。

この子の場合、468まで、ヨンヒャクロクジュウハチ と読めましたが、千の位をたすと、

ニセン ヨンロクハチ のように混乱がありました。お金を置いて、イメージしながら読む

練習をすると混乱は収まりました。







まぎらわしいカタカナ(国語) [国語の学習支援]

<指導前>

 シツの支援教材④.JPG

  

 

 今回は写真(指導前)のように、「シ」と「ツ」の読み分け、書き分けが難しい子のための支援教材を作成し、使ってみました。コンセプトはピンポイントで、違いに注目し、スモールステップでマスターするです。

 

①本物はどれだ!ゲーム 


 シツの支援教材①.JPG

 

 シとツを正しい使い方と間違った使い方をしたカードを用意し、本物を選び出してもらいます。この作業で、シとツが違うことに意識を向けていきます。

 

②ポイントをクローズアップしたステップアップの書き分け練習

 

 シツの支援教材②.JPG

 

 次に、赤で囲まれた部分に注目させながら、シとツを交互に書かせていきます。だんだん自分で書く部分が増えるようスモールステップにしています。

 

③指導後

 

 シツの支援教材③.JPG

 

 何とか、だいぶ書き分けができるようになりました。しかし、本当に定着させるためには、今後も②のシートを使った復習と、濁点や、小さなッなどバリエーションを増やした練習が必要と感じています。 

 

 

 

ジオボードによるトレーニングの実例と効果 [認知能力トレーニング]


ジオボード教材と本物.png

 これは、GIFTで作成したジオボードのオリジナル教材集(50課題)の一つ(輪ゴム2つ)と、ワークショップで作成した手作りジオボードです。ジオボードは主に、形を捉えるなどの視空間認知を視覚と触角を通してトレーニングする教具です。オリジナル教材はそれに加え、プランニング的な要素を強化しています。


 さて、この課題を実際に取り組んでもらうと、作成に非常に悩む子ども達がいます。左図を見てもらうと、視線で追っている内に、次の図形と混ざってしまい、どうどう巡りをしてして混乱してしまうようです。漢字も線で構成されていますが、どうようの混乱があるかと考えられます。


 そのような子どもに、ホワイトボードマーカーで課題の図形を色分けしてもらう(課題がラミネートされたカードなのでできる)練習をしばらく続けたところ、このような課題で混乱することがほとんどなくなりました。


 このオリジナル課題は輪ゴム2本から5本までレベルアップできるようにしてあり、この課題をクリアした子は、今、3本を使った課題に取り組んでいます。(オリジナル課題とジオボードを現在、販売検討中です)



  <お問い合わせ> 上郷個別教室GIFT 045-390-0880 代表 内田雄二


            yf388755@rc4.so-net.ne.jp



 














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文章理解が苦手な子のための絵カードと文章分割カード(追記) [国語の学習支援]

文章理解絵カード (著作権保護のため、画像を劣化させています)

 

文章の理解「絵カード」.JPG

 

 文章の理解が苦手な子の教材として作成しました。妖怪ウォッチや、童話など、絵本をスキャンしては作成しています。

 

①まず、物語の登場人物(キャラ)を絵で確認します。

②物語をなるべく短くまとめた文章カード(4枚~8枚)の1枚目を、子どもに黙読してもらいます。

(音読と内容理解の同時処理は、ワーキングメモリが弱い子には苦手なため)

③支援者が同じ文章カードを音読します。その時に、物語に登場人物が出てくるたびに、その人物の絵を指で指してもらいます。

④次に2枚目のカードについて、同様の作業をします。これを4枚目まで行います

⑤今度は、子どもに絵カード(それぞれ文章カードに対応)を渡し、ストーリーの展開順に並べてもらいます

⑥⑤の作業が難しいようであれば、文章カードを提示し、内容を確認しながら、対応する絵カードを組み合わせていきます。

⑦ストーリーの中から、子どもの理解度や語彙力に合わせて、簡単な質問をします。 


 ※教科書からでも作れますが、子どもが好きな話や、マンガから作成すると、取り組みやすいと思います 

 

<追記>

 最近、このトレーニングを集中的に行っている子どもの、文章理解力が伸びています。まず、ストーリーが追えるようになってきました。また、誰のセリフか書いていないものも、文脈から誰のセリフなのかつかめるようになってきました。(以前はセリフの中に出てくる人物名を答えることが多かった)。また、因果関係がつかめるようになるにつれて、少しずつ、登場人物たちの感情をつかめるようになってきました。高度に抽象的なものは難しいですが、~だから悲しかった、などです。 実際に、以前全滅していた、横浜市学力到達度検査の、物語の問題が、解説なしで解けるようになっていたのには感激しました。

 

 

 

国語の文章読解の苦手さと抽象化 [国語の学習支援]

国語の文章読解の苦手な子がたくさんいます。次の問題を見てください。


<問>つぎの ぶんを よんで きかれて いる ことの こたえを かきましょう


<ぶん> きょう、ぼくは おとうさんと うみへ いきます。


(1)いつ いきますか (2)だれと いきますか (3)どこへ いきますか


ある子に、この問題をやってもらったところ、(1)が分かりませんでした。なぜでしょうか?

実は、この子は「いつ」が「きょう」を指していることが分からなかったのです。この子は「いつ」も「きょう」も言葉の意味は知っています。しかし、この2つが同じカテゴリーに入っていることに気付くためには、意識している、していないに関わらず、それぞれ上位概念(より抽象度の高い)の言葉である「時」に変換しなければなりません。それぞれが「時」を意味していることが分かって、はじめて「いつ」=「時」=「きょう」であることが理解できるわけです。このように、具体的な言葉を、抽象化して比較し、考える力につまづいている子は、学校のテスト問題の設問が指している意図がさっぱり分からない可能性があります。GIFTでは言語理解能力を高めるトレーニングの一環として、この具体ー抽象の変換練習にも取り組んでいます。



   お問い合わせ: 上郷個別教室GIFT <代表>内田雄二

           045-390-0880 yf388755@rc4.so-net.ne.jp


    



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認知能力トレーニングの効果実例 [認知能力トレーニング]

認知能力トレーニングの効果


 上郷個別教室GIFTで、認知能力トレーニングを行いました。週1回、20分~30分、10回実施した結果です。トレーニング内容は視覚認知トレーニングと視覚性短期記憶、視覚性ワーキングメモリのトレーニングを行いました。トレーニング期間中には、下記図形の模写練習などはしておりません。認知能力自体の向上があったのかを見たかったからです。


 認知トレーニング成果.jpg


 比較すると、形や線の向きを以前より適格にとらえるようになっています。また、トレーニング期間の間での本人の学校や家庭での活動もあるので、断定的評価はできませんが、ごく短期間と短いトレーニング時間でも効果があったと判断しています。(個人差はあると思います)


<仮説> なぜ効果があったか


 視覚認知能力のトレーニングだけでなく、視覚性の短期記憶とワーキングメモリのトレーニングを組み合わせたことで、各部分の形状や位置を記憶し、それを全体の形として統合する力が高まったのではないか。それが形をとらえる能力向上の相乗効果を生んだのではないかと推察しています。


<所感> 


 視覚認知能力につまづきがあると漢字の学習や、算数の筆算などで間違いが多くなり、何度やってもできないと、その子の自己肯定感を下げてしまいます。それは学習面だけではなく生活面、社会生活でも同様の状況が考えられます。学習においては支援教材で補う方法も研究しております。しかし、すべての生活面、社会生活の場面で用意することは不可能です。基盤となる認知機能の能力(以下、認知能力)を伸ばすことで、そういった子の、負担が少しでも減り、その子が生きやすくなればと願っています。


 認知能力は、あらゆる学習の基盤となる能力です。学習は教科学習だけではありません。学校を卒業した後、更に必要とされる能力です。そして、これらの能力を育てることにより、その人本来の才能を開花させる一助となる可能性も持っています。いずれにせよ、その獲得した認知能力の、応用範囲は生涯のあらゆる場面に及び、その人を支え続けるでしょう。認知能力トレーニングが、将来、新しい教育の一分野として発展していくことを期待しています。


このようなロマンを感じつつ、認知能力トレーニングを、引き続き探求してまいります。


 お問い合わせはこちらまで。 他にも感想や、ご家庭で取り組まれている支援方法などの情報を頂けたらうれしいです!


  上郷個別教室GIFT 内田雄二   yf388755@rc4.so-net.ne.jp 


 


立方体図形の描写力が向上しました [認知能力トレーニング]

立方体効果.jpg

 この子は約半年前には立方体の模写がまったくできませんでした。(昨年の段階では、10分ぐらい何回も書いてうまく行かず、最後は消してしまっています)。半年の認知能力トレーニングでかなり模写ができるようになりました(だいたい2,3分で書きました)。その間、立方体を書く練習はしておりません(それでは効果測定ができないため)。行ったことは、独自ノウハウによる、形を捉える力と、形状を記憶する力をトレーニングしたことです。この子の場合は特に、形を記憶する力の伸びが著しいと感じています。


 <お問い合わせ>


   上郷個別教室GIFT 内田雄二

   045-390-0880

   yf388755@rc4.so-net.ne.jp


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手探り当てパズル(認知能力パズル) [認知能力トレーニング]

触覚当てパズル.jpg


触覚当てパズルというもので、見えない状態で形を触って当てます。このパズルは発達障害の子のために作成したもので、大きく2つの教育効果があります。

 一目の効果は認知機能の視点で、プランニング能力を育てることができます。形を当てるためには、形が特定できるように、ポイントを戦略的に触っていきます。なかなか形を当てることができない子は、この戦略がなく無作為に触っているのです。

 二つ目の効果は感覚統合的な視点で、触覚の識別系の機能を育てることができます。小さな子で、親の歯ブラシの仕上げを非常に嫌がったり、スキンシップを嫌がったりする子がいると思います。これは触覚防衛反応が働いている可能性があります。人は生まれてから身を守るために備わっている原始系の反応があります。代表的なものが味覚で、小さな子がすっぱいものが苦手なのは、腐っているものを食べないためです。しかし、原始系はやがて後天的な識別系が育ってくると、そちらが優位になって抑えられるようになるのですが、識別系が育たずに、原始系の反応が強く残ってしまう子がいます。味覚過敏もそうですし、触覚過敏のような触覚防衛反応も、このような原始系の反応が残ったものと言えます。そういった子の触覚の識別系を育てる取り組みに、このようなパズルは効果的です。


            上郷個別教室GIFT  代表 内田雄二


               お問い合わせ 045-390-0880

               MAIL yf388755@rc4.so-net.ne.jp

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インタビューマッピングゲーム(言語理解と推論) [認知能力トレーニング]


〇×ブログ用.JPG



 言語理解と推論能力を高める取り組みとして、インタビューマッピングゲームを紹介します。〇の中の動物が何なのか当てるために生徒が質問し、指導者が〇×で答えるというものです。例えば生徒が「その動物は肉食ですか」と聞いてきたら、答えが「ぞう」なら指導者は「×」とだけ答えていきます。生徒の質問によって集まった情報を指導者はマッピング形式に記録していきます。生徒はこのマッピングから推理し、答えを当てていくというものです。

 このトレーニングは、言葉の想起が苦手なこのトレーニングのために考案した手法です。出てくる言葉や内容をマップをつかって連想したり、関連付けたりして発想を広げていく効果があります。作文が苦手な子は、発想が広げるのが苦手なため、良いトレーニングになります。また、答えを当てるためには、無計画に質問をしても当たりません。答えを絞っていけるように質問を組み立てなければならず、プランニングのトレーニングになります。


                    上郷個別教室GIFT  横浜市栄区上郷町1367

                    お問い合わせ 045-390-0880

                                                         E-mail yf388755@rc4.so-net.ne.jp 


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イメージからの、かけ算文章題(算数) [算数の学習支援]


九九はある程度覚えているのですが、かけ算の文章題を指導した時に、文章に出てくる数字が何を表しているのかチンプンカンプンという子の事例がありました。


例えば


子どもが4人います。1人に2本ずつ花をくばります。花は何本いりますか


では、4×1=4 のような間違えをします。そこで、絵を使って、絵→文章→立式の、指導をしました。


掛け算イメージ2.JPG


まず、この絵を見て、次の文章の(  )を埋めてもらいます。


<例題1>子どもが(   )人います。1人に(  )本ずつ、花をくばります。花は何本いりますか。


最初とまどっていましたが、子どもは何人いるかな? この子は何本、花を持っているかな? みんなに同じ数の花を配ってみて、といって花のカードを置いてもらいました。そして式を組み立てると、次の同類の問題から、自分で式を立てられるようになりました。


次に、次の絵を使いました。


掛け算イメージ1.JPG



<例題2> 1そうに(   )人のれるボートが(   )そうあります。みんなで何人のれますか?


この問題を出すと、ノーヒントで、自分で(   )の中に数字を書き入れ、立式することができました。

その後、人カードを実際に並べて答え合わせをしました。


このように、この子の場合は、かけ算の概念が分からないわけではないと判断しました。言語理解の部分のつまづきであり、イメージを補ってやることで、学習を前に進めることができると思いました。

 また今後、この子の場合、ご家庭の協力のもと、算数的な経験を生活の中で、意図的に増やしていき、文章や、数式とマッチングさせる活動を繰り返す中で、文章からイメージを想起する力を高めていけないかと考えています。


            上郷個別教室GIFT 045-390-0880

 

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