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イメージからの、かけ算文章題(算数) [算数の学習支援]


九九はある程度覚えているのですが、かけ算の文章題を指導した時に、文章に出てくる数字が何を表しているのかチンプンカンプンという子の事例がありました。


例えば


子どもが4人います。1人に2本ずつ花をくばります。花は何本いりますか


では、4×1=4 のような間違えをします。そこで、絵を使って、絵→文章→立式の、指導をしました。


掛け算イメージ2.JPG


まず、この絵を見て、次の文章の(  )を埋めてもらいます。


<例題1>子どもが(   )人います。1人に(  )本ずつ、花をくばります。花は何本いりますか。


最初とまどっていましたが、子どもは何人いるかな? この子は何本、花を持っているかな? みんなに同じ数の花を配ってみて、といって花のカードを置いてもらいました。そして式を組み立てると、次の同類の問題から、自分で式を立てられるようになりました。


次に、次の絵を使いました。


掛け算イメージ1.JPG



<例題2> 1そうに(   )人のれるボートが(   )そうあります。みんなで何人のれますか?


この問題を出すと、ノーヒントで、自分で(   )の中に数字を書き入れ、立式することができました。

その後、人カードを実際に並べて答え合わせをしました。


このように、この子の場合は、かけ算の概念が分からないわけではないと判断しました。言語理解の部分のつまづきであり、イメージを補ってやることで、学習を前に進めることができると思いました。

 また今後、この子の場合、ご家庭の協力のもと、算数的な経験を生活の中で、意図的に増やしていき、文章や、数式とマッチングさせる活動を繰り返す中で、文章からイメージを想起する力を高めていけないかと考えています。


            上郷個別教室GIFT 045-390-0880

 

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手作りジオボードを作ろう! 開催しました(追記) [認知能力トレーニング]

実施した様子を追記しました。(文末)


12/7(木) ワークショップ(終了しました)


プランニング能力と視覚認知能力が育つ 「手作りジオボードを作ろう!」


ジオ写真.JPG



<内容>

 ジオボードは、ゴムの組み合わせでいろんな形を作成する認知能力トレーニング教具です。ジオボードは視覚認知能力のトレーニングで使われることが多いですが、課題と、トレーニング方法を工夫することにより、優れたプランニング能力のトレーニングができる教具となります。そこで、次のワークショップを開催しました。


その1、手作りジオボードを作成します。家庭に持ち帰り、使用できます。

その2、視覚認知はもちろん、プランニングの視点で開発したオリジナル課題(50課題)プレゼント

その3、すぐ使えるよう、トレーニング方法の実習も行います


<日時> 12月7日(木) 10:00~11:30

<対象> 保護者の方、先着6名まで

<申し込み> メール、またはお電話で(お名前と、ご連絡先)  <募集終了>

   045-390-0880  yf388755@rc4.so-net.ne.jp

          上郷個別教室GIFT 担当 内田雄二

             ※駐車スペース4台まで  早めにご相談ください

<開催場所> 上郷個別教室GIFT 横浜市栄区上郷町1367

         ※大船駅より神奈中バス 金沢八景行乗車、八軒谷戸下車(バス停前)

         ※地図は、上郷個別教室GIFTのホームページをご参照ください

<参加費> 2000円


<追記、実施の様子>


 5名の方が参加して下さいました。参加者の方同士で、いろいろ楽しくお話しながら作成しました。その後、実際にジオボードを使った記憶力(視覚性ワーキングメモリ)のトレーニング方法も皆さんとともに体験して見ました。おもしろい事に、参加者全員が、形を記憶するために注目した部分や方法が異なりました。しかし、それぞれ自分のやり方で、完成までの手順を考えていました。漢字を覚えるのが苦手なお子さんの中には、形をとらえていても、どこに注目し、どのような手順で記憶していくのか、自分なりの手段を持ち、選択する(プランニング)のステップでもつまづいているケースがあることをお伝えしました。今後とも効果的なトレーニング方法を研究していきたいです。




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くるくる九九(算数の学習支援) 追加記事 [算数の学習支援]

くるくる九九.JPG


九九を覚えるための道具の一つです。表が、九九の式と、唱え方が、答えの部分だけ空欄になっています。裏は表と同じものに答えがのっています。これを、表を見ながら読んでいき、分からなくなったら「くるりん」と裏返して確認します。確認方法が手軽なので、反復練習に向いています。実際には、九九の他のゲームと併用して使っています。


<追加記事>

 他、伝統的な九九の読み方(サブロク ジュウハチ ハッパ ロジュウシ のような)で覚えるのが難しい子用に、すべて統一的な読み方(サブロク ジュウハチ → さんろく は じゅうはち)の「くるくる九九」も作成しました。混乱がなくなり、覚えやすくなりました。














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支援教材の実例 算数の実践例 九九ゲーム(改訂) [算数の学習支援]

<九九の学習が進まない子の支援例> 九九ゲーム


九九ゲーム.JPG 


  九九がどうしても覚えられない、そのため意欲も低下している子の支援策として、九九をゲームで覚えるという方法を取りました。ゲームは九九の式と、答えを対にしたカードを作成し、ババ抜き、神経衰弱の要領で遊ぶというものです。また、特色として九九を全部覚えるのをやめ、×2、×5、×8のみ覚えることにしました。負担を減らすためです。それをもとに、前後を割り出す作戦です。


<学習の手順>


①九九ゲームで、楽しく遊ぶ(目安は九九の段は3種類ぐらい)


②遊んだ範囲の九九をどれぐらい覚えているか、式と答えを線で結ぶ確認問題をする


③②が慣れたようなら、専用のシートを使って、×2、×5、×8から残りの九九を割り出す練習をする


④最後に確認テストを行う(式と答えを結ぶもの、または、記入式)


 この方法で、かけ算の学習が進み始め、現在、2~4の段まで覚えることができました。 


                ※九九の全部が覚えられる生徒には、それようのカードを用意しています。


 <参考>


 ゲームは学習に有効と考えています。好きなことは覚えるけど、苦手意識があるものはなかなか覚えられないことは誰にでもありますよね。また、強く感情が動いた事柄はいつまでも忘れないものです。これには理由があるようです。


 感情系脳番地は海馬を含む記憶系脳番地のすぐそばにあり、脳科学的にも感情と記憶は連動するようです(脳の教科書より)。ゲームは感情系脳番地の刺激を狙ったものです。実際に、以前、足し算が指を折らないと数えるのが難しい子がいたのですが、友達とトランプをやった時に、勝ちたい気持ちから、何と足し算を暗算でやってのけたことを目の当たりにしたことがあります。まだ人間の脳には隠された力が潜んでいると感じています。


 ※最近の疑問です。九九の伝統的な唱え方で覚えるのは、言語理解などの認知能力が弱い子には、バリエーションがいろいろあり向かないのではないかと感じます。例えば、3×6をサブロクと言いますが、サンロクというように全部、同じ形式にしてあげた方が、発達障害がある子には適切ではないかと思います。ククの良い覚え方、ご意見などお寄せ頂けたら有難いです。よろしくお願いいたします。


お問い合わせはこちらまで


 上郷個別教室  内田雄二


   yf388755@rc4.so-net.ne.jp


 


 


 


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手作りジオボード 「非常に優れたトレーニングツール」 [認知能力トレーニング]

手作りジオボード「非常に優れたトレーニングツール」


 視力空間認知トレーニングのツールとしてメジャーなのが、ジオボード。シートの図形を見ながら、輪ゴムをかけてつないでいきます。購入するとそれなりの値段がしますが、百円ショップで画ビョウ(ダルマピン)と、木板、カラーゴム、発泡スチロール板 で作れます。(メーカーさんゴメンなさい)


ジオボード.JPG 


 


 ジオボードシート.JPG


 さて、ジオボードは点つなぎと似ていますが、実際にトレーニングに使ってみて次の点が、圧倒的に優れていると思います。


(1)視覚と触覚の両方の刺激で、形をとらえていく訓練ができる。特に触覚の刺激が他教具と比べても大きい。


(2)ゴムの伸び縮みによるトレーニング効果が大きい。まず、伸縮の力の変化を指先に感じることで、触覚的に長さをとらえることができるのはジオボードならではの効果。また、視野の狭い子(視覚的、認知的)に体験的に視野を広げる活動を促す。


(3)同じ形を作るにも、ゴムのかけ方も、本数もいろいろ変えられるので、 点つなぎとくらべて方略の選択肢が多い(ゲーム性が高くなる)


ここから先は私の私見ですので、ぜひ、みなさんにご意見を伺いたいです。それは、ジオボードはメタ認知を育てるツールとして優れているのではないかという考察です。


 メタ認知の過程として①プランニング(問題解決の方法を計画)②モニタリング(問題解決の進行を監視、確認)③自己評価(自己の遂行や答えの適切さを評価)④自己コントロール(①~③に基づき、問題解決行動を適切な方向に維持)があります(放送大学、第11回発達心理学概論より)。


 ジオボードはこれらの活動すべてを含んでいます。ジオボード使用の通級などでの報告書を見ていると、視空間認知能力のトレーニング効果が高かった(指導目標達成が予定より早かった)というものがあります。これは視空間認知に加え、このメタ認知能力も育ち、相乗効果を生んだのではないかと推察しています。


  お問い合わせはこちらまで 他にも、感想や、ご家庭でされている支援方法などの情報提供もうれしいです!


  上郷個別教室GIFT 内田雄二  yf388755@rc4.so-net.ne.jp 


  045-390-0880 横浜市栄区上郷町1367


 


 


 


 


 


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ジオボードとプランニング [認知能力トレーニング]

ジオボードサンプル.jpg

ジオボードの課題です。この課題の解き方は、いろいろあります。(1)一本一本の辺をゴムでかけていく方法。(2)三角形と5角形をゴムで作っていく方法、(3)写真のような星を構成している3つの三角形に注目して、3本のゴムで作成する方法などです。子どもが、どのようなゴムのかけ方をするかで、1つの図形を、どのような形の構成で分割し、とらえているのかなどを見ることができます。これは点つなぎの課題では、なかなか見えない部分です。

 また、どのような方法で課題を解いていくかを考えることで、プランニング能力をトレーニングすることができます。例えば、(1)や(2)の方法で解いた子に、3本のゴムでの作成方法を考えさせたり、どんな方法で作成できるか、いろんな方法を提案してもらうなどのプランニングを鍛えるための応用もできます。漢字を書くことが苦手な子どもは視空間認知、音韻認識、言語性ワーキングメモリと想起など、認知の様々な部分でのつまづきなどの原因が考えらえます。その中で、このプランニング能力も漢字学習に大きく関係します。まず、書き順はプランニングです。また、部首を組み合わせて覚えるなど、漢字を記憶に残すために、どのような方略を用いるか考え、判断するかもプランニングです。ジオボードは、視空間認知を鍛える教具として販売されていることが多いですが、このプランニングを鍛える教具としても活用できる、奥の深い教具です。


 ※別項目の記憶点つなぎの手法を取り入れると、視覚性ワーキングメモリのトレーニングもできます。


<お問い合わせ>

   上郷個別教室GIFT   内田雄二  まで


   yf388755@rc4.so-net.ne.jp 045-390-0880


   横浜市栄区上郷町1367


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手作りジオボードの作り方 [認知能力トレーニング]

500円で作れる手作りジオボードの作り方(とっても簡単!)


 ジオ製作⑥.JPG


 生徒がジオボードを気に入ってくれたので、あげてしまいました。新たに作ることとなりました。それならと製作過程を写真に撮ってみました。 


<材料> 木の板(A4より大きいもの)、ダルマピン(25本)、発泡スチロール板


     、カラーゴム、両面テープ(すべてダイソーで購入)


①板を型紙(課題の用紙)の大きさに合わせて切ります


 ジオ製作①.JPG


②発砲スチロール板を板の大きさに合わせて切り、両面テープで板の裏に貼ります


 ジオ製作②.JPG


③型紙の上から、ダルマピンを少し押し、印をつけます(分かりやすく、その後、赤のマーカーをつけました)


 ジオ製作③.JPG


④トンカチで打ち込んでいきます (発砲スチロールの厚みで裏は突き抜けません)


 ジオ製作④.JPG


 ⑤完成です!


 ジオ製作⑤.JPG


 問い合わせはこちらまで


  上郷個別教室GIFT 内田雄二  横浜市栄区上郷町1367 


  E-mail yf388755@rc4.so-net.ne.jp 


 


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「記憶点つなぎ」による認知能力トレーニング成果 [認知能力トレーニング]

成果①.JPG


この絵を5秒、見てもらい紙に思い出して描く課題です。

7月に実施した時は、次のようになりました。


成果②.JPG


その後、記憶点つなぎ(別の記事参照)と、注意、集中力を高めるトレーニングを約3ヶ月続けました。

次が、9月にもう一度、同じ課題に取り組んだものです。(それまで、一切、この絵を描くトレーニングはしていません)


成果③.JPG


かなり、正確に描けています。他の図形でも試しましたが、同様の結果がでました。これは、単に視覚認知的な力が上がっただけでなく、記憶する際のプランニング能力が上がったこととも関係があると考えています。このトレーニング成果が上がったことと比例して、苦手だった漢字の学習で、漢字が覚えられるようになりました。


<お問い合わせ>

上郷個別教室GIFT 内田雄二

045-390-0880 yf388755@rc4.so-net.ne.jp




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記憶点つなぎ(認知能力トレーニング) [認知能力トレーニング]

記憶点つなぎ.jpg


 記憶点つなぎという課題です。一般的な点つなぎ課題の応用編で、見ながら出なく、記憶して写すというものです。手順は(1)子どもに元絵を、本人が納得いくまで見せる(2)用紙に描き始めたら伏せる(3)子どもが、また見たいといったら見せる(4)この繰り返しを完成までおこないます。(5)正確に、見る回数が少なくて完成するほど良いというゲームです。

 このトレーニングの効果として①視覚性ワーキングメモリが鍛えられる ②プランニング能力が鍛えられる。プランニング能力とは、計画的に、方法を工夫しながら、時にはよりよい方法に自己修正をしながらゴールを目指していく能力です。

 このトレーニングを実際にやってみると、まずどこから覚え始め、最初はどこまで覚えるかを決めたり、覚えやすいように自分なりに工夫したり(一部をアルファベットに見立てたりなど)、間違ってしまったときは修正したりなど、プランニング的な活動がたくさんあることに気づくでしょう。このトレーニングをしている生徒から、最近、漢字を覚えやすくなったという情報もありました。






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算数の学習支援「イメージを補う」ワークショップより [算数の学習支援]

定規の位置が変わった時の長さ1.jpg


 ④を見てください。ケシゴムを定規で測る位置がずれていることで、長さを勘違いしています。この子は、頭の中でイメージを操作するのが苦手なのかも知れません。また、長さという感覚が数字と一致していないのかも知れません。そこで、あなたなら、どのような支援を考えますか?


  私は次のような支援をしました。



 定規の位置が変わった時の長さ2.JPG



 このように切り離しました。これで、この子は、定規のどこにあてられても、ケシゴムの長さは変わらないということに、説明しなくても気づきます。教えるよりも、この「気づき」が大事だと考えています。今回、ご紹介したのは、切り離すという、ごく単純な誰でも思いつく支援です。しかし、この単純な支援、ほんのひと手間の支援が一番、強力な効果があるというのが、私の持論です。


  2017年8月27日 ワークショップ「認知能力トレーニングと学習支援のつぼ」の説明より抜粋


                            講師 上郷個別教室GIFT 内田雄二










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